「銚子川シンポジウム」が開催されました!!

10月2日(土)の午後、紀北町の海山公民館にて紀北町他の主催による「銚子川シンポジウム」〜日本にはまだこんなに美しい川がある!魅力・ときめき・伝えたい!が開催され、川づくり会議みえも第43回川づくり勉強会を兼ねて参加してきました。

 以下、その報告です。

銚子川シンポジウム

 シンポジウムでは、ネイチャーフォトグラファーの内山りゅう氏による基調講演が「銚子川〜清みきった美しい水から見えてくるもの」と題して行われました。また、近畿大学の久隆浩教授をコーディネーターとし、4人のパネリストによるパネルディスカッションが行われ、銚子川の魅力について、これをどの様に発信すべきかについて議論されました。

ホール展示

 会場のホールには、銚子川の色々な角度から見た魅力が、絵や写真、生き物等で紹介されていました。参加者は熱心に見入っていました。

銚子川調査

 川づくり会議みえのメンバーは、キャンプイン海山に宿泊し、翌朝、銚子川の調査に出かけました。その日は雨模様で、車での移動が中心となり、少し残念でした。

澄み切った流れ

 銚子川は雨のせいで、少し増水していましたが、日本一と言ってよいほど澄み切っていました。(写真にすると色が変わってしまうのが残念!)

堆積した砂防ダム

 銚子川では、平成16年9月の豪雨により、川は砂礫で埋まってしまいました。6年経った今でも、多くの場所でその様な状態が続いています。この砂防ダムでは、砂利採取が行われていましたが、現下の経済情勢の中で中断されています。銚子川の河床が上昇したことによって生態系にも少なからず影響を与えているものと推察されます。

小雨のキャンプイン海山

 我々の銚子川調査の基地となった「キャンプイン海山」。銚子川のせせらぎの音を聞きながら、オートキャンプなどを楽しむことが出来ます。また、自然に親しむイベントも数多く開催されています。

銚子川の恵み

 銚子川は海にも近く、山・川・海のごちそうの宝庫です。でも、ここでは川魚が一番。銚子川調査の仕上げは、アマゴの塩焼きです。香ばしい薫りとともに参加者の心も満たしてくれました。