川づくり会議みえ「第8回総会&記念講演会」

を開催しました!!6月26日

 

 平成22年6月26日(土)の14時20分から、アスト津3階のイベント情報コーナーで、

川づくり会議みえ「第8回総会&記念講演会」を開催しました。梅雨空のもとでの開催でしたが、

顧問の原田先生を始め、30名ほどの参加者が有りました。

 

総会では、事業報告、会計報告等を行い、今年度は、独自の取り組みの他、

8月5日に開催される「淡水魚シンポジウム・三重県明和町大会」、

10月2日に開催される「銚子川シンポジウム」にも会として、
積極的に参加することとしました。

後半の記念講演会では、三重大学名誉教授の林拙郎先生に
「森林と河川の保全に向けて」と題して、
お話を頂きました。
講演のなかで先生は、

@    地球の水循環に森林が大きな役割を果たしていること。

A    森林には、「洪水緩和機能」と「水資源貯留機能」があること。

B    洪水緩和機能に関して、「はげ山」と「森林」では、降雨当初に10倍以上の流出の差があること。

C    水資源貯留機能に関して、森林土壌と基礎地盤への浸透と貯留・保水によるものであること。

D    樹種に関して、水源涵養機能は針葉樹と広葉樹でその差は明確でないというのが最近の見解となっているが、針葉樹から広葉樹林への転換は、基本的には生物多様性の観点から、意味があり、土砂災害減少にも少し効果があると、述べられました。

その後は、懇親会として場所を移し、意見交換を深め、

予定の2時間は、あっという間に過ぎました。

 今回、ご参加いただけなかった皆さん。次回は是非ご参加下さい!!

 

事務局 久 世 憲 志